第一次異種格闘技戦完全記録
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第1戦 VS『ウイリエム・ルスカ』戦
格闘技世界一決定戦・時間無制限1本勝負
〜1976(昭和51)年2月6日・日本武道館・観衆12,600人〜

◆1975(昭和50)年当時、「プロボクシング世界ヘビー級チャンピオン」だった「モハメッド・アリ」が…「誰か日本の格闘家で俺に挑戦するものはいないか?…レスラーでもボクサーでも柔道家でも誰の挑戦でも受けてやる!」…と公言した事が発端となり、幕を開けた〜「アントニオ猪木」の「異種格闘技」路線!…。「猪木」は、「プロレスこそ世界最強!史上最強の格闘技だ!…。アリ!そんなに自信があるなら俺がやってやる!ダァア〜ッ!」と、実際には、半分ふざけ気味だった「アリ」に対し宣言したのであった!…。しかし、この「アリ」への挑戦状は意外にも「ミュンヘンオリンピック(1972年)」の「柔道」で、「重量級」&「無差別級」の二階級を制覇していた〜、「オランダの赤鬼」…「ウィリエム・ルスカ」と言う荒くれ男の闘魂に火をつけたのでもあった…。「ルスカ」は「格闘技世界一を決める戦いなら俺にも参加させろ!」…と、世界最強を豪語する「猪木」に対しての第一挑戦者としての名乗りを上げ…1976(昭和51)年1月7日、東京・日比谷の帝国ホテルにて、「ルスカ」自身のプロレス界への転向と「アントニオ猪木」との「プロレス対柔道」と言う「異種格闘技戦」を正式に発表…「猪木」と調印式をする運びとなったのでありました…。…そして、同年2月6日金曜日午後8時37分〜「日本武道館」にて、柔道界出身の元レスラー「遠藤幸吉レフェリー」の裁きで、「アントニオ猪木」の「異種格闘技戦」の歴史的な第1ページがゴングと共に幕を開けたのでありました…。
◆まず〜、最初に「ルスカ」が両手を上げながら〜日本語で「Koi(来い)」…と、「猪木」を挑発…。そして、「猪木」の両腕を引き込み、豪快な浮き腰でリングに叩きつけ〜そのまま「横四方固め」に入るのだが?…「猪木」は、必死にロープエスケイプ…。しかし、その直後「ルスカ」の「大外刈り」が見事に決まり、ひるんだ「猪木」を「ケサ固め」から再び「横四方固め」へ…。その行為で「猪木」の左まぶたの上の傷からおもいっきり〜流血!…。ここで血を見た「猪木」は、己の「燃える闘魂」を爆発させる事となる…。怒り狂った〜「猪木」は、「ルスカ」に対して下から突き上げるような強烈な「平手打ち」…。一瞬、ひるんだ「ルスカ」に対して、「スライディング・ヘッドシザース」から「レッグロック」…。どうにか立ち上がった「ルスカ」に対して、左足狙いの「出足払い」が成功して「ルスカ」転倒!…。…焦った「ルスカ」は、「巴投げ」に出たのだったが?…「心は燃える闘魂、行動は冷静」…な「猪木」が素早く〜必殺の「コブラツイスト」へ…。…「コブラツイスト」を自ら崩して「猪木」は、「ルスカ」に強烈なチョップの嵐!…。
◆ここで〜「ルスカ」は、汗だくの「柔道着」を脱ぎ捨てた!…。「猪木」ペースは、変わらず〜、至近距離からの「ドロップキック」…。…おもいっきりバランスを崩した〜「ルスカ」の背後に素早く回り込み「バックドロップ」!…。「ルスカ」は、柔道王の意地で根性で立ち上がるのだが、そのよろめく巨体を再び「猪木」が掴んで、再び〜「バックドロップ」!…。己の「闘魂」に完全に火が着いて、もう〜どうにも止まらない「猪木」は、もう完全にぐったりしている「ルスカ」に対して、無理矢理〜抱え起こして非情にも3度目の「バックドロップ」を炸裂させるぅ〜!(テレビ中継を見ていた私自身の「闘魂」にも火が着いてしまい…一緒に見ていた私の弟に「チョークスリーパー」!…。私が「猪木」信者に成った瞬間でもありました…)…。ここで、たまらず〜「ルスカ」のセコンドに付いていた「クリス・ドールマン」(現・「リングスオランダ」総帥)がリング上にタオルを投げ入れ〜試合終了!…。「燃える闘魂・アントニオ猪木」は、「異種格闘技」の歴史的な第一戦で、「ルスカ」や私達ファンに対して、「燃える闘魂」の凄みを見せ付けたのでもありました…。
アントニオ猪木<TKO・20分35秒>ウイリエム・ルスカ
≪著作/新日本プロレス≫
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