
「なぞの転校生」の懐エピ
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★『なぞの転校生』第1話(前編)〜1975(昭和50)年11月17日・本放映〜★

≪『なぞの転校生』の序章…≫

★僕は、東中学2年3組のクラス委員もやっている「岩田広一」(演・「高野浩幸」)です。今回、『禁断のHM』HPの管理人さんに無理矢理(笑)誘われて「懐かしのエピソ〜ド!」の為に今回限りの復活?なので少し緊張気味なのですが、皆さん〜どうぞよろしくお願い致します(笑顔)。
僕の家は、東京の郊外にある小さな町の2棟ある団地のひとつの605号室。でも、都心と違って公害やスモッグも無いし、武蔵野の面影を残した平和で美しい町の中の静かな団地に住んでいるのです…。最初に、僕の両親を紹介すると?父の「岩田大介」(演・「前田昌明」)は、サラリーマンで会社では課長をやっており、母「岩田信子」(演・「高田敏江」)は、優しいけれど口うるさいのがタマにキズ?僕は、そこの可愛くてカッコイイひとりっ子、親子3人で平凡に暮らしております。最近、僕の家の隣室606号に挨拶は未だ無いがちょっと不気味な?感じの誰かが引越して来たらしい?…。それでは、『禁断のHM〜懐エピ!』の『なぞの転校生』第1話(テレビ放映時サブタイトルなし。原作サブタイトル「異様な少年」)をごゆっくりとお楽しみください〜!…。ちなみにNHK少年ドラマシリ〜ズの『なぞの転校生』は、1975(昭和50)年11月17日〜同年12月3日(全9回)、毎週月曜〜水曜日のPM6時5分〜PM6時30分に、NHK総合テレビで放映されておりました…。

≪『なぞの転校生』のOP…≫

★「NHK少年ドラマシリーズ」…『なぞの転校生』のタイトル表示…OPは、あの有名でミステリアスな「アンサンブルロマンス」演奏のフル〜トやハ〜プ主体のある意味?不気味な感じでもあるんだけれども何故か?とっても魅力的なテ〜マ音楽が流れる中、港町の石油コンビナ〜トなどが隣接する本土から海へと上空からの空撮でゆっくりとカメラが移動して行く神秘的なOPタイトルバック…。【原作】「眉村 卓」(『なぞの転校生』・学研『中二コース』連載〜原作者「眉村」先生の執筆当初は、『白い旋風(しろいつむじかぜ)』と言うタイトルだったらしいのですが?…「学研」の編集部で『なぞの転校生』に変更しての連載…)、【脚本】「山根優一郎」、【音楽】「池辺晋一郎」、【演奏】「アンサンブルロマンス」…第一回(九回連続)…。
≪僕は一生あいつの事は忘れない〜!…≫

★朝の何気ない通学風景…美しい「大谷先生」(演・「岡田可愛」〜東中学2年3組の「広一」達の担任で科目は理科を担当)とバッタリ一緒になる「広一」、「大谷」先生と隣り合わせで歩くその後ろから「待ってぇ〜」…と言いながら爽やかに走り寄ってくる「広一」のGF「香川みどり」(演・「伊豆田依子」〜「広一」と「みどり」とは、勉強でも良きライバルだけれど、実は2人の仲があまりにもクラスで噂になっていてちょっと困惑している)…★大谷先生「おやおや、朝からマラソン?」…ニコリとする「みどり」…ほのぼのとする朝の風景…。場面変わり、校舎前で「広一」が友人と相撲(笑〜私も当時はやってたけれど、今見ると本当にのどかな中学生のあたりまえな一風景なのですが?クラスの女の子達も一緒になって手ェ叩いて喜んでるし〜?正直、何だか笑ってしまいますよネぇ…笑)を取っている…。
「広一」が転びながらも勝利したところに噂のGF「香川みどり」が優しく手を差し伸べる。まわりの女の子達は、「まただわ〜?岩田くんと香川さん〜」と口をとんがらせながら呆れ顔(笑)…回りでクラスメイトが騒いでいる中、何故か?「広一」だけがベンチで何か妄想にふけっている…★「広一」のつぶやき「このまま何も無かったら、僕達の中学生活は、万事OKだったかもしれない?しかし…」…ベンチを立ち上がり外から2年3組の誰もいない教室がある窓にゆっくりと歩み寄り、クラスの中を覗く「広一」…。★「広一」のつぶやき「僕は、今でもあの大事件は信じられない?本当にあいつはこの教室にいたのだ?」…「広一」の目には、誰もいないはずの教室のど真ん中の席にポッンとひとり座っているなぞの少年の姿が思い出として…見えている?…。★「広一」のつぶやき「やっぱりあいつは、僕達のクラスメイトだった…転校して来てからこの教室にいたのは僅かだったけど、僕は一生あいつの事は忘れない。香川みどりや大谷先生、皆だってきっと忘れないだろう〜?」…。

≪「なぞの少年」との最初の出会い…≫

★★「広一」のつぶやき「僕はハッキリ憶えている。あいつに初めてあったのは、2学期が始まってしばらくたった日曜日の事だった!」…。「岩田」家、家族揃ってのご飯時、「広一」の友人「平井」(演・「丸山久和」)から電話で野球遊びの催促…★口うるさい「広一」の母「また、野球?…少しは勉強しなさいよ〜!」…★広一「いいでしょ〜?」…と、甘え声を出しながら母の肩を揉んで話をそらす〜やや知能犯の「広一」(笑)…。それでも口うるさい母に…★広一「ごちそうさま〜」…と、ホ〜ムドラマ定番のおかずをひときれつまんで口に放ばりながら?(笑)部屋を飛び出す〜「広一」…。自分の部屋に戻り、野球をする為の格好(友人の「平井」達は、野球専用のちゃんとしたユニフォ〜ムなのに、何故か?「広一」だけは普段着の延長に野球帽と言う訳の判らないスタイルだったような?…笑)に着替えていると?…不安をあおる〜例のOPテ〜マがBGMとして軽く流れて来る…。「広一」の部屋の窓から見える隣りの606号室のベランダの角にカ〜テンらしきものがソヨ〜ソヨ〜と引っ掛かっている?…「広一」がそれに気付くと…それをサッと隠してしまう不気味な手?…★広一「へんだなぁ〜?」…母がタオルを持って「広一」の部屋に入って来る…★広一「ねぇ〜お母さん…隣りの606号室、誰か引っ越してきたの?」…★「広一」の母「いいえ〜まだ空家のはずよ?」…★広一「でも〜今、音がしたんだ!誰かいるんじゃない?」…★「広一」の母「んふっ…管理人さんでしょ?」…★広一「そうか(笑)」…と、不気味な手を見ているはずなのに何故かあっさり納得する単純な「広一」(笑)…。「岩田」家605号室の玄関を出て、隣りの606号室の前を眺めていると…やはり誰かがいる様子?…ふと見上げると…その606号室の表札には、はっきり「山沢一郎」と表記されていた〜!…

★広一「へぇえ〜山沢さんって言うのか〜?今度の人?」…と、自分なりに納得しながらエレベ〜タ〜に乗ろうとしたら?…「ガチャリッ?!」…と606号室のドアが軽く開く?…影になっていて少し見にくいのだが、何故か?学生服を着た「なぞの少年」(「山沢典夫」〜演・「星野利晴」)がドアの陰から「広一」を見つめて(睨んで)いる〜?…。そして、唐突に無機質な冷たい口調で…★なぞの少年「なにか〜…用ですか〜?」…突然の予期せぬ展開に戸惑いながらも…★広一「えぇっ、別に〜…ボッ、僕〜隣りの…605号室の岩田広一って言うんだ〜」…と、「広一」の方から握手を求めようと手を差し出すのだ…が、「なぞの少年」は、黙って身動きもせず「広一」をじっと見つめている…不穏な空気が二人の間を流れる(被さるように、何故か?外から小さく聞こえる救急車のサイレンの音)…その空気を嫌った「広一」が手を引っ込め…★広一「じゃあ〜」…と、急いでエレベーターに乗ろうとしたその時!…「広一」の背後に異様な気配が走り…サッ!と振り向くと?…「広一」の背後にピッタリと、さっきの不気味な学生服姿の「なぞの少年」が何故か?立っていたのだ〜!…。≪『なぞの転校生』第1話(後編)につづく…≫
≪今回の当「懐エピ」HPの為に中西さんから頂いた『なぞの転校生』についての面白コラム…≫
★まず最初に「なぞの転校生」と言う作品は、コンビナートの航空撮影を背景にしたOPとEDで流れる音楽が素晴らしく、「なぞの転校生」というミステリアスな題名に似合い、なにか奇妙なことがおきるのではないか?という期待感を持たせておりました。またドラマの中でのセリフに挿入された音響効果などもドラマを盛り上げるのに最適だったと思います…。キャストの中で注目した方は大谷先生役の岡田可愛さんです!…スポ根ドラマ「サインはV」ですっかりお馴染みですが、「青春とはなんだ」「これが青春だ」「でっかい青春」「進め青春」などの一連の青春ドラマすべてにメインキャストとして出演された唯一のお方でした…。デビュー作の「青春とはなんだ」の生徒役から10年経ち、こうして「なぞの転校生」の先生役を演じるようになるとは、本当に私自身感無量なのであります…。「なぞの転校生」では、お化粧もされてしっかり大人の演技をしておりましたが、「岩田君、やっぱりそうなのね。いまでは私も信じるわ」などのセリフの端々に昔の学園ドラマのシーンがつい重なってしまっておりました…。最後に香川みどり役の伊豆田依子さんについて一言述べたいと思います。最初の頃は少しぽっちゃりしていましたが(失礼!)、回を重ねるにつれて、スリムで美しくなっていったように思います。テレビに写った自分の姿を意識したのでしょうか?それともカメラの撮影がうまくなったのでしょうか?仕事が忙しくて自然にやせたのでしょうか?それとも本当に山沢典夫に恋をしていたのでしょうか?とても気になりました。いろいろ書きましたが「なぞの転校生」は、とても内容のあるたいへん見応えのある素晴らしいドラマでありました…。中西さん、たいへん興味深い『なぞの転校生』のコラムを本当にありがとうございます!…。【管理人・TAKA@管理人】
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